いきなり筋トレから始めるリスク
術後のリハビリ、ケガ後の安静期間を経て痛みが治まった。
もしくはまだ痛いけど運動をしたいと思っている。
そういった方からご相談をいただきましたので知っておいてもらいたい考え方をお伝えしますね。
DPCでは運動療法も筋トレのサービスも提供していますのでお役に立てる内容になっていると思います。
まずはケガが起こってしまった原因を知る
肩を痛めた場合、もちろん患部は肩です。
でもどうでしょう?
その人が猫背で適切に腕を上げることができていなかったとしたら。
まずは姿勢改善が優先的な改善策になりますよね。
体は〇〇筋といった単体の筋肉ではなく相互依存で動く
肩甲上腕関節は頸椎、胸椎、肩甲胸郭関節、胸鎖関節etc…様々な関節の影響を特に受けやすい部位です。
肩に限らずですが、
人の体は様々な関節や筋肉が相互依存して動きを作り出しています。 まずはどの部位の機能不全がきっかけとなり肩が傷んだのかをしっかり評価することが安心安全にトレーニングを行う前に大切になります。
当施設では問診/評価を入念に行いますので、体の不調を抱えている場合もご安心ください。
トレーニングは機能不全を整えてから
術後、ケガ後は筋肉のアンバランスが残っていて体の相互依存(動作パターン)が崩れてしまっているケースが非常に多いのです。
つまり使い過ぎてしまっている筋肉と眠ってしまっている筋肉の差が慢性化して動作パターンが不適切になった状態です。
ここで「〇〇筋が弱っているから鍛えましょう」とやってしまうのはご注意を。
先ほども軽く触れましたが、
脳は体を動かすときに筋肉単体ではなく動作単位で動きを作り出します。 ケガと機能不全については鶏が先か卵が先かという話にもなりますが、
そのコンディションのまま筋トレをして肩を負傷したという人をたくさん見てきただけに、この記事を読んで下さっているあなたにはそのリスクを避けて快適なコンディションを作っていただきたいと思っています。
あなたに必要なコンディショニングという分野のトレーニング
繰り返しになりますがトレーニングを行う前に体の相互依存、動作パターンを整えるための
コンディショニングがあなたをより快適な生活に導いてくれるはずです。
このようなケースでお悩みの方はDPCにご相談下さいませ^^
最後までお読み下さりありがとうございました。 DPC 余膳正志(よぜんまさし)
dpc-hirakata.com