症状別コラム

坐骨神経痛

【坐骨神経痛とは】

坐骨神経は下の写真の青枠内に見える小指ほどの太さがある神経です。
その神経に沿って起こる痛みやしびれのことを坐骨神経痛と言います。

原因
①腰椎椎間板ヘルニア
②腰部脊柱管狭窄症
③梨状筋症候群
・持続的な圧迫
・過度な伸長の繰り返し
・筋攣縮(きんれんしゅく)

今回ご紹介するのは「臀部から太もも裏あたりに変なビリビリ感がある。坐骨神経痛かもしれない。」とのことでDPCにお越し下さったお客さまの症例になります。

まずは検査

この症状は腰椎椎間板ヘルニアとの鑑別が必要な症状になります。
検査をした結果、症状が表れたので陽性でした。

問診に時間をかけることの重要性

通常だとヘルニアと確定されてもおかしくありませんが、問診でお伺いしていた栄養状態や運動不足そしてケガ歴を踏まえて坐骨神経の滑走障害と筋攣縮を疑いました。
筋肉が硬くなっていて神経との間で摩擦が起きているのと筋肉の緊張が高くなって神経を圧迫しているイメージです。

患部の触診

マッサージ、筋膜リリースを行うと臀部と太もも裏は軽く押さえただけでも筋肉の痛みがありました。
上に記した「原因」の筋攣縮の症状です。
このような状態だと筋肉で発痛物質が作られてしまうので圧に対する痛み感受性は高くなっています。
リラクゼーションを行うと圧による痛みも症状も無くなりました。

おわりに

今回は筋肉のコンディション不良が症状を引き起こしていた症例でした。
ご自宅での筋膜リリースと栄養に関しても提案をさせていただきました。
その後も症状は出ていないとのことです。

お体の不具合でお困りの方は一度、体験にお越しくださいませ。
心よりお待ちしております。
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