症状別コラム

膝関節痛/関節水腫

【膝関節痛/関節水腫】

50歳代・男性、お仕事での脚立の上り下りにより膝の痛みを発症。水が貯まり膝は20度くらいしか曲げれない状態。

原因の仮説検証

事前に整形外科にてレントゲン、血液検査をされていたこともあり、脚立の上り下りと作業の肢位から滑膜炎を起こして膝蓋上嚢(しつがいじょうのう)に水が貯まっていると考えました。

(※機能解剖学的にみた膝関節疾患に対する理学療法より引用)
大腿四頭筋のオーバーユースによって炎症を起こして腫れているため突っ張り感と痛みで膝を曲げることができない状態です。

検査


(※園部俊晴の臨床、膝関節より引用)
膝蓋上嚢付近では痛みや組織の滑走不全は確認できませんでした。
そこで膝関節でも特に痛みのセンサーが豊富な膝蓋下脂肪体(しつがいかしぼうたい)に原因があるのではないかと考え検査したところ陽性。
この検査は膝を伸ばした状態で押さえると痛みが出て、
膝を60度曲げた状態だと脂肪体は膝関節の中に入り込むため押さえても痛みは出ません。
大腿四頭筋のオーバーユースによって膝のお皿を押さえつけられた状態になり炎症が起こりやすくなったのではないかと仮説しました。

治療/エクササイズ

☑膝のお皿(膝蓋骨)の可動域獲得。
☑脂肪体、膝蓋骨の上下運動。
☑大腿四頭筋のリラクゼーション。
☑ご自宅でのストレッチ説明。
計60分

効果測定

膝の可動域20度→90度
歩行時の痛みレベル10→5
脚を引きづらなくても歩けるようになりました。

おわりに

まだ炎症が治まっていないため再び作業をすると再発する可能性もありましたが少しずつ改善されています。
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